グレインフリーが全て良いわけですか?
近年、プレミアムドッグフードが主流になり、その中心は「グレインフリー」。
つまり、穀物不使用というドッグフードがプレミアムの代名詞のようになっています。
しかし、本当に穀物が入っているのはいけないのでしょうか?
じつは入っていても悪影響は少なく、
良い効果が望めるドッグフードもあるのです。
犬は肉食ですよね
犬の祖先は肉食です。
そして野生の犬も肉食です。
しかし、その野生の犬が食べているのは小食動物なのです。
草食動物は草や穀物を食べていますので、その動物を捕食している野生の犬は、当然に草食動物が食べた草や穀物も一緒に食べているのです。
この状態をそのまま再現したものが「自然給餌」というナチュラルドッグフードの理念なのです。
そのため、
- 穀物
- 野菜
- ハーブ(草)
を良質なたんぱく質(肉)とバランスよく摂ること。
これが自然給餌の原則だったのです。
ただし、どんな穀物でも良いという訳ではありません。
身体に悪くアレルギーを引き起こす穀物は避けなければなりません。
それが、
- 小麦
- トウモロコシ
- 大豆
これら穀物になります。
ナチュラルドッグフードはこのような穀物は含んでいません。
ナチュラルドッグフードが含んでいるドッグフードは
- 玄米
- 全粒オーツ麦
- 全粒大麦
この3つです。
この3つの穀物は安価なドッグフードの小麦のようにドッグフードの量を増やすために主原料として使用されているような不適切な使用方法ではありません。
肉とバランスさせた分量で、尚且つ真っ当な持つ目的のために使用されているのです。
ナチュラルドッグフードの穀物とは
玄米
玄米は白米よりビタミンやミネラル・食物繊維が豊富です。
小麦などと比較しても消化しやすく消化にも優しいのです。
全粒オーツ麦
オーツ麦はビタミンE・Bを豊富に含んでおり、良質なたんぱく質を摂取できます。
全粒大麦
ビタミンや食物繊維が豊富な全粒大麦は栄養豊富なのに、消化に関して小麦と比較しても体に負担が掛かりません。
大麦は水溶性食物繊維を多く含んでいるので、他の食物と混ざり体に負担を掛けずに消化を補助します。
そしてカルシウムも白米の3倍も含んでいるのでカルシウムを多く摂取する必要がある犬には最適なバランス食材なのです。
グレインフリーが全て良いのか?まとめ
以上のようにナチュラルドッグフードはグレインフリーではありません。
しかし、体に悪影響のある穀物を使ったり、不適切なバランスで使っている訳ではないことをご理解いただけたと思います。
そのため、グレインフリーが全て良い!と思っていた方には、衝撃的な事実であったと思います。
もし、ドッグフードの切り替えを検討中であれば、ナチュラルドッグフードをその中に入れることをお勧めします。